コラム 今と昔の間取りの変化
2019年10月28日更新
岐阜県高山市で全面リフォーム&リノベーションを手掛けております、
リ楽住(リラクス)の杉浦です。
あっと言う間に寒くなってきましたね。
雪が少ない年が続きましたが今年の冬は心配ですね。
そろそろスタッドレスの準備を考える時期がやってきそうです。さて、今回は【今と昔の間取りの変化】について
お話していきたいと思います。
今と昔でお家の間取りに対して大きな変化が生まれた
場所、幾つかありますがその1つが「廊下」です。
住宅にも洋式の間取りが普及し、独立したそれぞれの部屋を
廊下で繋ぐホテルのような形態が日本の一般的な住宅となりました。
しかしそれは玄関から続く長い廊下と個々の部屋の役割を分断する
ライフスタイルの変化をもたらしたのです。
小難しく言いましたが、つまりは「無駄な廊下が生まれてしまった」ということです。
勿論廊下にも大切な役割があり、リビングやキッチンからトイレが丸見えだと嫌ですし、全ての部屋が連続してしまうと奥の部屋に行きづらくなります。
そうした箇所を意図的に分断したり、動線として必要な場所を分けるため廊下が必要となります。
しかし必要以上の廊下はデメリットを多く生み出します。
風通しを悪くしたり、冷暖房の効率を悪くしたり、
間取りの自由度を制限することもあります。
最近の住宅ではこのような間取りも少なくなり、
必要な場所に空間を使えるよう工夫された設計がされています。
お家の間取りが使いづらく感じられる方は
お部屋そのものだけを見るのではなく、廊下も含めて
一度間取りを見直してみてはいかがでしょうか?
思ってもみない解決方法が眠っているかもしれませんよ!