コラム アスベストについて【高山リノベーションブログ】
2021年04月04日更新
飛騨・高山・下呂市のフルリフォーム&リノベーション専門店
リラクスの杉浦です。
令和3年4月から『大気汚染防止法』の一部が改正・適用されました。
これが建築・リフォームにどうかかわってくるのか?と言いますと
『アスベスト』です!
人体への影響が確認されてからは暫くニュースでも騒がれたことで
恐らく一度は耳にしたことはある『アスベスト』
この解体作業がより厳しく義務付けられるため、お客様側からするとより安心である
と同時に解体費用が高くなるので頭を悩ませますね…
今回はそもそもアスベストとは何なのか、何が危ないのかをお話します。
アスベストは『石綿』と書く通り、天然の鉱物繊維のことです。
非常に細い繊維で、
『熱、摩擦はもちろん酸やアルカリにまで強く、非常に丈夫で変化しにくいうえ安価』
という『全部乗せ』と言わんばかりに便利な特性を持っていました。
それ故に奇跡の鉱物とまで呼ばれ自動車のブレーキから建材まで幅広く活用されていたのですが…
発がん性が確認されるようになり、現在では原則として製造・使用が禁止されています。
きめ細かな繊維は軽く空気中に浮遊しやすいため、
現在問題となっているのはアスベストを使用した物の解体です。
この繊維が人の肺に入ると15~40年の潜伏期間を経て
肺がんや悪性中皮種などの病気を引き起こす恐れがあります。
アスベストの使用は1970~1990年代がピークとされており、
現在リフォーム適齢期にあたる建物の多くが該当するとされています。
安全に解体・除去する方法はちゃんと確立されていますので、
過度に不安がる必要はありません!
未知のものほど怖いものはありませんので、
ちゃんと理解して対策することが肝要ですね!
安心のフルリフォーム&リノベーションはリ楽住(リラクス)にお任せ!
増築&減築から実家の二世帯住宅リフォームまで何でも承ります。
建て替えとの費用比較や実際の施工事例ビフォーアフターもぜひご覧ください。